ワンポイント講座『手、指の構造』

指や手の形は人それぞれで「楽器を演奏するのにこの形が良いです」と言うのはとても難しい事です。

そこで、私たちは骨格や筋肉の構造や、心理的習慣等を観察する訳ですが・・・多くの方が「左右の手の緊張」に悩んでおります。

手の緊張

「手がこわばって弾けないですよ!」と。

特に左手は、手首が反り返りすぎていたり、逆に曲がりすぎていたり・・・なかなかリラックス出来ない初心者の方を多く見ます。

ギターを持たない状態で、手首の角度を確かめてみたらどうでしょうか?

人間の手首はどのように動かすことが出来るでしょう?

手首の関節は蝶番みたいには曲がりません。前後左右に動きます。

手のリラックス

どこからどこまでが、リラックス出来ている角度、リラックスできてる状態でしょう?

指の骨は手首まで繋がっており、筋肉も指と手のひら、下腕・上腕とつながっていますので、手首がリラックス出来ていてこそ、指先もリラックスしてスムーズな動きが出来ます。

それはもちろん右手も同じ事。(より瞬発力やエネルギーが必要で使い方も左手とは違いますが。)

指先を上手く使うには

どうしても速く「指」が動かない時、なかなか緊張癖が取れずに困っている時は指先以外に目を向けてみると案外うまく行くかも知れませんよ?